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地震と津波で甚大な被害が出た珠洲市の手前にある能登町には内灘聖書教会の教会員のご家族がおられ、地震翌日の2日から支援物資を届け始めました。その周辺の集落で複数の避難所ができていることがわかり、以来、毎週数回支援物資を届け続けています。今回はその避難所の一つで炊き出しを行ないました。

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内灘町では地面の液状化現象で一部地域が大きな被害を受けました。今も避難所での生活をしておられる方が多くおられます。先日、内灘町の避難所の一つで炊き出しを行なうことができました。そこにおられた一人の方は、内灘聖書教会が地震の直後から災害支援活動をしていることを、SNS等のニュースで知っていると話してくださいました。

内灘聖書教会の調理場で準備した「すき焼き丼」が門前町での炊き出しでふるまわれました。教会の女性会の皆さんが奉仕してくださり、毎週横浜から来てくださっている本郷台キリスト教会を中心とするチームが現地で奉仕してくださいました。インスタントやレトルト食品ではなく、温かい普通の食事がとても喜ばれます。

先日、石川県放送伝道協力会を母体として、能登地震キリスト災害支援会が発足し、「能登ヘルプ」という名称での災害支援活動が開始されました。もちろん、災害支援活動は地震発生当日の1月1日から開始されており、内灘聖書教会も、被災された教会員とその家族に教会堂を避難所として提供し、翌日からは能登半島で被災された教会員の家族に対する物資の輸送、現地の関連教会の被災状況の確認、支援のため駆けつけたハンガーゼロ、OM、オペレーションブレッシングジャパンなど諸団体への宿泊や食事の提供、支援物資の受け入れなど、多岐にわたる支援活動を行ってきました。

能登半島地震で大きな被害が出た輪島市の中心部には、内灘聖書教会が所属する聖書教会連盟の輪島聖書教会があります。大火事で焼失した輪島朝市に近い場所にあることから、当初安否が気遣われた教会です。

輪島聖書教会の荒川康司牧師とご家族、そして教会堂も無事だったというニュースを地震当日の夜にお聞きし、ほっと胸をなでおろしたことです。

私(酒井)が地震発生翌日の1月2日に安否確認のため訪問した門前聖書教会に、一週間後の本日8日、支援物資を持って訪ねてきました。門前町の中心部では6日の土曜日に電気が復旧したとのことです。断水は続いているので、まだまだ不便な生活が続きます。今回は関東の教会から3台のバンを連ねて支援物資を持って来てくださったチームを先導して、輪島市門前町内の複数の避難所への支援物資の集積場所へ行きました。門前聖書教会にて宣教師夫妻に地震の時の様子やご近所の被災の状況をお聞きし、その後、物資の引き渡しのため集積場所へと向かいました。